食物残渣乾燥を使って環境維持が可能に
食物残渣とは、口の中に残った食べ物のかすなどの意味を持つものです。
食物残渣は高齢者に多いと言われており、その理由の中には咀嚼力が低下している、嚥下力が低下しているなどが挙げられます。
しかし、食物残渣は人の口の中だけでなく、食品製造の分野でも起きるもの、製造過程の中で生じた食べ物のカスなどは食物残渣に分類が行われるわけです。
これをそのまま下水に流し続けるとどうなるでしょうか。
口の中と同じように不衛生な状態を招くことになり、夏時期などでは悪臭が漂うことにもなりかねません。
食品製造を行う工場は衛生を第一に考えなければならない施設ですから食物残渣は合ってはならない、生じる時には食物残渣乾燥を行い、下水に流すのではなく分別を行うなどして産業廃棄物での処理が必要です。
食物残渣乾燥を可能にする装置を開発しているのが、大阪府八尾市に本社を持つ山本技研工機株式会社です。
こちらの会社は、脱水汚泥や廃液の乾燥、そして食物残渣の乾燥に最適な各種脱水汚泥や塊状物乾燥機を製造販売しています。
工場内にこうした設備があることで、環境保護にも貢献ができる、周辺に住む人々への安心に繋がって来るのではないでしょうか。
尚、山本技研工機株式会社のホームページ内には乾燥がどのくらいできるのかを把握可能な乾燥サンプルも用意しており、写真ではありますが、水分を含まない物質に変えることができる能力を持つ装置であることが分かります。